2017年06月12日
去る6月9日、
細川亜衣さんの新刊『パスタの本』(アノニマ・スタジオ 刊)
の出版を記念したトークイベント
「パスタの手 パスタの話」を
長﨑次郎喫茶室にておこないました。
ご参加いただきました皆様、ありがとうございました!
当日の様子を写真と共に振り返ります。
細川亜衣さんの新刊『パスタの本』(アノニマ・スタジオ 刊)
の出版を記念したトークイベント
「パスタの手 パスタの話」を
長﨑次郎喫茶室にておこないました。
ご参加いただきました皆様、ありがとうございました!
当日の様子を写真と共に振り返ります。
今回のイベントでは、本に掲載されている手打ちのパスタを
10種デモンストレーション形式にてご紹介いただきました。
今回実演していただいたのは主に手で形成するパスタでしたが、
お持ちの道具もご紹介いただきました。
【ストラッシナーティ】
"引きずった"という意味のショートパスタ。
台の上に置いた生地を指で引っ張るように形成します。
【カヴァティエッディ】
人差し指、中指、薬指を使い、生地を転がして空洞を作ります。
【クロゼッティ】
模様の入った円形の木型ふたつを重ねてパスタを丸くくり抜きます。
この他にも金串や巻き簾なども用いて
多様なパスタをご紹介いただきました。
そして、デモンストレーションの他にも
愛用されている乾燥パスタもお持ちくださいました。
こーんなに長いロングパスタもあるんですね!
そしてここからはトークショーへ。
聞き手は泰勝寺スタッフの平山千晶さん。
イタリアで色々な食堂や家庭で
食べたもの、作ったものなど、興味深いお話ばかりでした。
忘れられないレシピを書き残したメモの数々。
食べたものにご自身のコメントを添えた食日記。
一緒に食事した人、場所、エピソードや食事の感想など
たくさんのことが記録されていました。
お持ちのイタリアの料理書から
細川さんの思う理想の料理書にまでお話は広がり、
その随所に、細川さんの食に対する
情熱と、愛情と、好奇心が溢れていました。
私自身も、自由に柔軟に料理を楽しみたいという思いが湧き
料理に対して身構えていたものが解ける時間だったように思います。
会場も終始明るく和やかに、熱気を帯びた空間でした。
ご参加いただきました皆様、本当にありがとうございました。
そして今回のイベントを実現させてくださった
細川亜衣さん、平山千晶さん、アノニマ・スタジオ様
この場を借りて御礼申し上げます。
またこのような時間が多くの方とご一緒出来ますように。
Posted by 長崎次郎書店 at 15:34│イベント案内